北朝鮮が弾道ミサイル3発発射 岸防衛相

岸信夫防衛相
岸信夫防衛相

岸信夫防衛相は12日、北朝鮮が弾道ミサイル3発を発射したと明らかにした。国連安全保障理事会決議に違反するとして、北京の大使館ルートを通じて北朝鮮に抗議したとも述べた。防衛省で記者団に語った。

北朝鮮は12日午後6時28分ごろ、西岸付近から東方向へ弾道ミサイル3発を発射。最高高度約100キロ、通常の弾道軌道であれば距離約350キロを飛翔(ひしょう)し、日本の排他的経済水域(EEZ)外側の日本海へ落下したとみられる。

これまでのところ、船舶や航空機の被害は確認されていない。防衛省は弾種を含め、詳細を分析している。

北朝鮮によるミサイル発射は今年に入り15回目。岸氏は「一連の北朝鮮の行動はわが国、地域および国際社会の平和と安定を脅かすものであり断じて容認できない」と述べた。

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