露産石油、4月に輸出増加 米欧制裁もインド向け急増

ロシア・クラスノヤルスク北にある油田=2015年3月(ロイター=共同)
ロシア・クラスノヤルスク北にある油田=2015年3月(ロイター=共同)

米欧が厳しい経済制裁を科したロシアの石油輸出量が4月に増加し、1~2月の平均規模に戻ったことが国際エネルギー機関(IEA)の調査で12日、分かった。インド向けが急増しており、制裁の効果を高めるには、抜け穴を防ぐ対策が求められそうだ。

IEAの石油月報によると、輸出量は3月よりも日量62万バレル多い日量810万バレルとなった。先進7カ国(G7)では、米国がロシア産石油の禁輸を決めたのに続き、日本も輸入を原則禁止すると表明。欧州連合(EU)も対応を協議している。

ロシアが輸出した石油のうちEU向けの割合は1~2月の平均で50%だったが、4月に43%に減少した。一方、1~2月の平均で1%だったインド向けは4月に10%に急増。輸出先が「不明」の割合も増えた。中国向けは新型コロナウイルス対策の規制強化で需要が減退したこともあり、21%で変わらなかった。(共同)

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