米首都トランプホテル終幕 前大統領に売却益98億円か

米ワシントンのトランプ・インターナショナル・ホテル=2019年10月(共同)
米ワシントンのトランプ・インターナショナル・ホテル=2019年10月(共同)

トランプ前米大統領の一家が米首都ワシントンで経営してきたトランプ・インターナショナル・ホテルが幕を閉じた。米紙ニューヨーク・タイムズが11日に伝えた。米投資会社へのリース権の売却手続きが同日で完了。建物は今後、米ホテル大手ヒルトンの最上級ブランド「ウォルドーフ・アストリア」として生まれ変わる予定だ。

売却額は3億7500万ドル(約486億円)で、市場価格より割高という。複合企業「トランプ・オーガニゼーション」が最終的に約1億ドルの利益を得て、そのうち約7600万ドル(98億円)がトランプ氏に渡るとみられている。

同紙は「特にトランプ氏が大統領を辞めて以降、近隣の高級ホテルに比べて業績が悪かった」との、ホテル業界内の見方を伝えた。与党民主党からは、売却額が「疑わしい取引の最新の動き」(下院議員)として、批判の声が上がった。(共同)

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