芸備線、存廃含めた協議を JR西、自治体に意向伝達

JR西日本は12日までに、芸備線で特に利用者が少ない区間の利用促進策を話し合う沿線自治体との検討会議で、存廃を含めた協議に入りたいとの意向を伝えた。同社は4月に同線を含むローカル線の収支を初めて公表し、路線の在り方を見直したい考えを表明していた。

検討会議は同社の申し入れで昨年8月に始まり、岡山県新見市と広島県庄原市を結ぶ約75キロの区間の対策を検討。両県と新見市、庄原市が参加し、イベントの企画やバスとの接続改善などを進めてきた。

11日に新見市で開かれた会合で、JR西側は「前提を置かず、地域公共交通の将来像を議論したい」と発言。自治体側はあくまでも路線の利用促進を話し合う場だとして協議入りに慎重な姿勢を示し、持ち帰って対応を検討するとした。

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