京都御所で6年ぶり消防訓練

合同消防訓練で一斉に放水する消防隊員ら=京都市上京区
合同消防訓練で一斉に放水する消防隊員ら=京都市上京区

文化財を火災から守ろうと、京都御所で10日、上京消防署、皇宮警察京都護衛署、宮内庁京都事務所の合同消防訓練が行われ、参加者約60人が消火の手順を確認した。

訓練は「文化財防火デー」(1月26日)に合わせて昭和60年から数年おきに実施されていたが、新型コロナウイルスの影響などで6年ぶりの開催となった。

この日は、御所での参観時間内に敷地内の一角から出火したとの想定で実施。職員らが参観者を避難させ、消火器や屋外消火栓設備による初期消火の後にポンプ車で放水した。

上京消防署の千代田文明(ふみあき)署長は「伝統ある御所を守るための重要な訓練。常に万が一に備えた心構えをすることが大切だ」と話した。(太田優)

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