IT補助金1700万円詐取疑い、元会社代表ら再逮捕

大阪府警本部=大阪市中央区
大阪府警本部=大阪市中央区

中小企業の電子化を支援する国の「IT導入補助金」の不正受給事件で、大阪府警捜査2課などは11日、中小企業34社分の補助金計1700万円をだまし取ったとして、詐欺容疑で、大阪市中央区のホームページ制作会社「ワールドエージェント」元代表取締役、北川督(つかさ)(33)と元社員、鶴田光一(32)の両被告=いずれも詐欺罪で起訴=を再逮捕した。

また、共謀して補助金を詐取したとして、東京都港区白金の会社役員、小林秀行容疑者(46)も新たに逮捕した。府警は認否を明らかにしていない。

北川容疑者らは同様の手口で3度にわたり補助金計2750万円を詐取したとして逮捕、起訴されている。ともに逮捕されたテレビ朝日社員2人はすでに処分保留で釈放されている。

3人の逮捕容疑は共謀し平成30年9月、小林容疑者が代表を務める不動産関連会社34社がワールド社にITツール導入経費を支払ったと偽って補助金を申請、国から計1700万円をだまし取ったとしている。

府警によると、北川容疑者らは申請要件を満たすためホームページ制作費名目で1社につき108万円の経費を請求。経費は34社側に払い戻し、詐取した補助金計1700万円のうち680万円をワールド社側が受け取っていたという。

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