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ホームセキュリティー② 高齢の親、ゆるやかに見守り

「まごチャンネル with SECOM」(セコム提供)
「まごチャンネル with SECOM」(セコム提供)

少子高齢化と核家族化が進むなか、一人暮らしの高齢者を社会から孤立させない工夫が求められている。ホームセキュリティーのノウハウを活用して、離れて暮らす子や孫と、高齢の親とのつながりを強めようという試みも始まっている。

ホームセキュリティー最大手のセコムでは、緊急時の駆け付けなどを必要としない〝ゆるやかな見守り〟のニーズに応えようと一昨年から、「まごチャンネル with SECOM」(月額1848円、機材代3万3千円)を提供=写真。IoT(モノのインターネット)企業「チカク」(東京)と協働で開発した。

専用機器を見守り対象の親宅などのテレビに接続すると、離れて暮らす家族がスマートフォン(スマホ)で撮影した孫や子の動画や写真を、親がテレビで楽しめるようになる。

機器には温度湿度などを測る環境センサーを搭載。離れた家族がスマホのアプリで親の暮らしを見守ることができる。アプリではセンサーの情報から、起床や就寝などの生活リズムや室温を解析。熱中症リスクが高まると通知する。動画の視聴開始も分かるため、会話のきっかけにもなる。

親への贈り物にする人も多く、利用者からは「ほどよい距離感で見守れる」と好評という。セコムの広報担当者は「高齢者の見守りニーズは増え、多様化している。さまざまなサービスを用意して応えていきたい」としている。

(取材協力 セコム)

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