尾島祇園の屋台彫刻、光る職人技 群馬・太田

龍の彫刻が施された屋台の部材(太田市教育委員会提供)
龍の彫刻が施された屋台の部材(太田市教育委員会提供)

「尾島祇園の屋台彫刻展~今に伝わる匠の技と心意気~」(群馬県太田市教委主催)が、同市の国指定重要文化財「旧中島家住宅」(中島知久平邸地域交流センター)で開かれている。29日まで。

尾島祇園は、江戸時代から始まった須賀神社の祭りで、みこしが練り歩き、以前は屋台が引き廻されたという。かつては、居住地域ごとに屋台を保有していたが、現在その姿を見ることはできない。

展示しているのは、尾島3丁目が保有していた屋台の部材に施された彫刻の一部12点。木肌のところどころに残るかすかな色見から、当時は彩色されていたと考えられる。龍や魚、鳥などが巧緻に手彫りされ、職人の技が光るのが見どころだ。

市教委の担当者によると、大小さまざまな部材を組み合わせることにより、とても大きな屋台となる。尾島3丁目の屋台は特に大きくて立派といわれている。

開館時間は、午前9時~午後5時。月曜休館。入館無料。「道の駅おおた」にも6~7点展示している。

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