シャープ、戴会長退任へ 呉CEOが社長兼任

オンラインで記者会見するシャープの(右から)呉柏勲副会長兼CEO、野村勝明社長ら=11日午後
オンラインで記者会見するシャープの(右から)呉柏勲副会長兼CEO、野村勝明社長ら=11日午後

シャープは11日、戴正呉会長(70)が6月に退任する人事を発表した。さらに野村勝明社長(65)が退任し、4月に最高経営責任者(CEO)に就任した呉柏勲副会長(44)が社長に就任する人事も発表。呉氏は11日の記者会見で「新体制での意思決定を一本化する」と狙いを述べた。

戴氏は平成30年に会長に就任。合理化を徹底した。今年2月には従業員向けメッセージで、今後1年間は会長職にとどまって「新CEOの順調な船出を支える」としていたが、想定より早い退任となった。

いずれの人事も6月23日の定時株主総会と取締役会を経て正式に決定する。その後会長職は空席になる見通しだ。社長交代は2年ぶり。野村社長は現在、国内子会社の会長に就いており、引き続き呉氏をサポートする。

シャープは同日、令和4年3月期連結決算を発表。売上高が前期比2・9%増の2兆4955億円、最終利益は61・0%増の857億円だった。

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