中国の消費者物価指数2・1%上昇 4月、コロナ再拡大響く

中国国旗=北京(ロイター)
中国国旗=北京(ロイター)

中国国家統計局は11日、4月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比で2・1%上昇したと発表した。上昇率は前月から0・6ポイント上がった。生鮮野菜や燃料の値上がりが目立った。

中国各地での新型コロナウイルス再流行や国際的な原材料価格の高騰を背景に、物価上昇圧力がじわりと高まっている。厳格な感染対策に伴う物流の停滞が響いた。下落が続いてきた豚肉価格が下げ止まった影響も大きいとみられる。

一方、同時に発表した4月の工業品卸売物価指数(PPI)は前年同月比で8・0%上昇。石炭採掘などのエネルギー関連の上昇が顕著だ。上昇率は前月から0・3ポイント下がり、6カ月連続で縮小した。中国当局は価格抑制政策が奏功したとアピールしたものの、依然として高止まりしている。中国では物流の一大拠点である上海市のロックダウン(都市封鎖)が続いており、サプライチェーン(供給網)が混乱している。(共同)

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