社員が3メートル落下し意識不明、ヤマト運輸を書類送検

墜落防止措置を取らず社員に高所作業をさせたとして、淀川労働基準監督署(大阪市)は11日、労働安全衛生法違反の疑いで、ヤマト運輸(東京)と同社の伊丹空港支店(大阪府豊中市)の40代の男性センター長を書類送検した。

社員は約3メートルの高さから落下して頭を打ち、意識不明の状態という。

書類送検容疑は昨年9月4日、同支店で社員が脚立に乗って高所に掲示物を貼る際、足場を組むなどの墜落防止措置を取らなかったとしている。

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