韓国新大統領、日韓議連代表団と面会

11日、ソウルの韓国大統領府で会談する尹錫悦大統領(左奥から4人目)と日韓議員連盟のメンバーら(共同)
11日、ソウルの韓国大統領府で会談する尹錫悦大統領(左奥から4人目)と日韓議員連盟のメンバーら(共同)

【ソウル=時吉達也】韓国訪問中の超党派の日韓議員連盟(会長・額賀福志郎元財務相)代表団は11日、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)新大統領を表敬訪問した。尹氏は日韓両国が「自由民主主義、市場経済という価値を共有するパートナー」であり、関係を改善、発展させ「新たな地平を切り開くことを期待する」と述べた。面会後、額賀氏が記者団に明らかにした。

日本側は「国と国の約束を守ることが日韓友好協力の基盤」だとする岸田文雄首相のメッセージを伝達。いわゆる徴用工訴訟問題などについて、「完全かつ最終的」な解決を明記した1965年の日韓請求権協定に基づく対応を尹氏に求めた。

尹氏は北朝鮮による拉致問題について「人権、普遍的価値観の問題」であると述べ、「日本の立場を支持する」と表明した。新型コロナウイルスの影響で停滞する両国間の人的交流拡大にも意欲を示し、運航が中断している羽田-ソウル(金浦=キンポ)間の航空便について、6月の運航再開に期待を示したという。

韓国側は朴振(パク・チン)外相候補、金聖翰(キム・ソンハン)国家安保室長が同席した。

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