休眠預金「役割高まる」 菅前首相が講演

菅義偉前首相(矢島康弘撮影)
菅義偉前首相(矢島康弘撮影)

10年以上お金の出し入れがない休眠預金に関するシンポジウムが11日に東京都内で開かれ、NPO法人などへの助成金に活用する制度創設を主導した菅義偉前首相が講演した。新型コロナウイルス感染拡大や、ロシアのウクライナ侵攻に伴う物価高に対応する事業にも利用でき「支援が必要な人々に速やかに手を差し伸べる制度の役割は高まる」と強調した。

休眠預金活用法が平成30年施行から来年で5年になることを踏まえ、議員連盟で見直しを検討していることも明らかにした。

制度は、普通預金や定期預金などから年1000億円以上発生する休眠預金を一部使い、子供や障害者、困窮者らの課題解決を目指すNPO法人などに事業費を助成、融資する。

菅氏は、制度活用に関し「共助を厚くし、課題を解決する方々の後押しに欠かせない」と述べた。

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