来日したビム・ベンダース監督(左)、俳優の役所広司さん。監督のおどけたしぐさに役所さんも合わせた =11日午後、東京都渋谷区(飯田英男撮影)世界的な映画監督のビム・ベンダースさんが、東京の公共トイレを巡るアートプロジェクトに参加して映像作品を製作することになり、主演する俳優の役所広司さん、建築家の安藤忠雄さんらと11日、東京都渋谷区のホテルで記者会見した。
ベンダースさんはドイツ出身で「ベルリン・天使の詩」などの映画で知られる。参加するのは「THE TOKYO TOILET」と名付けられた、渋谷区内17カ所の公共トイレを建築家らが改修するプロジェクトの一環。安藤さんが設計した公共トイレを舞台に、役所さんが演じる清掃員を主人公にした物語を手がける。
記者会見で写真撮影に応じる(左から)建築家の安藤忠雄さん、来日したビム・ベンダース監督、俳優の役所広司さん =11日午後、東京都渋谷区(飯田英男撮影)ベンダースさんは会見で「社会的な意義のある企画だと思った。英語で『レストルーム』であるトイレが、真の意味で休む場所となるような物語をつづりたい」と意気込みを語った。作品は来年公開予定という。
自身が設計した公共トイレ「あまやどり」の前で説明する建築家の安藤忠雄さん。「ザ・トーキョー・トイレット・アートプロジェクト」で、ビム・ベンダース監督が映像を作ることを発表した =11日午後、東京都渋谷区(飯田英男撮影)記者会見で写真撮影に応じる(左から)ビム・ベンダース監督と俳優の役所広司さん =11日午後、東京都渋谷区(飯田英男撮影)来日したビム・ベンダース監督 =11日午後、東京都渋谷区(飯田英男撮影)記者会見で写真撮影に応じる(左から)建築家の安藤忠雄さん、来日したビム・ベンダース監督、俳優の役所広司さん =11日午後、東京都渋谷区(飯田英男撮影)