JR九州が2年ぶり最終黒字 4年3月期決算

JR九州が10日発表した令和4年3月期連結決算は、売上高が12・1%増の3295億円、最終利益は132億円(前期は189億円の赤字)で、2年ぶりの最終黒字となった。鉄道での移動需要が緩やかに回復したことや、鉄道を中心にコスト削減を実施したことが寄与した。

鉄道旅客運輸収入は17・1%増の893億円となり、コロナ禍前の2年3月期と比べると、6割の水準まで戻った。ただ、鉄道事業は営業利益が220億円の赤字で、記者会見した古宮洋二社長は「5年3月期は鉄道事業の黒字化が命題で、収入が大きく左右されても柔軟に対応できる態勢とする」と語った。

5年3月期の連結業績予想は、売上高が15・7%増の3814億円。最終利益は84・9%増の245億円と見込む。

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