「アベノマスク」有効活用 兵庫・加古川市が配布

配布された布製マスクを受け取る市民=加古川市役所
配布された布製マスクを受け取る市民=加古川市役所

新型コロナウイルス感染対策として政府が調達しながら「アベノマスク」と揶揄(やゆ)された布製マスクについて、兵庫県加古川市が10日、市役所など18カ所の公共施設で配布を始めた。

市は1カ所当たり200枚(平型、立体型各100枚)を用意し、先着順で1人3枚まで配布。市役所では、始業の午前8時半から配布し、午前中だけで半分ほどがなくなる人気ぶりだった。各配布場所で用意分がなくなり次第終了する。

布製マスクをめぐっては、厚生労働省が全世帯や施設向けに約2億8700万枚を調達したものの在庫を多く抱え、高額の保管費が問題視された。これを受けて同省が配布希望を受け付け、申請していた同市は今年4月下旬に6千枚の供与を受けた。

同市防災対策課は「市民の感染予防に役立ててもらおうと考え、申請した。3600枚を配り、残りは備蓄や啓発グッズなどとして活用したい」としている。

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