近大の不当労働行為認定 夏期一時金めぐり誓約書要求

近畿大学=大阪府東大阪市
近畿大学=大阪府東大阪市

大阪府労働委員会は、近畿大(大阪府東大阪市)が夏期一時金支給に関し、労働委員会への救済申し立てをしないという誓約書や、その意思決定過程を示す総会議事録の提出などを近畿大学教職員組合に求めたのは不当労働行為に当たると認定し、再発防止を約束する文書を組合に提出するよう命じた。6日付。

命令書によると、近畿大は平成31年3月、組合に対し、それ以前の団交で侮辱的な言動があったとし「謝罪がなければ団交に応じない」などと通知。令和元年5月、夏期一時金の支給条件として労働委員会への不当労働行為救済申し立てをしないという誓約書を提出することや、総会決議の議事録など誓約書が適法な手続きで作成されたことを証明する書面の提示を要求した。

同7月にも入試手当の月内支給の条件として、労働協約の締結とそれを決める総会の議事録などの提示を求めており、いずれも不当労働行為に該当するとした。

近畿大は「命令書を精査中でコメントは控える。今後の対応については慎重に検討する」としている。

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