独、「欧州政治共同体」創設を支持 仏と連携、ウクライナ打診へ

再選後初めての外遊先としてドイツの首都ベルリンを訪問し、ショルツ首相と会談したマクロン大統領(左)=9日(ロイター)
再選後初めての外遊先としてドイツの首都ベルリンを訪問し、ショルツ首相と会談したマクロン大統領(左)=9日(ロイター)

フランスのマクロン大統領は9日、4月の大統領選での再選後初めての外遊先としてドイツの首都ベルリンを訪問し、ショルツ首相と会談した。ショルツ氏は共同記者会見で、マクロン氏が同日提案したウクライナなどを含む新たな「欧州政治共同体」の創設を支持する考えを示した。

新たな政治共同体は、価値を共有する欧州の民主主義国に門戸を開くのが目的。マクロン氏はショルツ氏と連携しながら欧州内で協議を進め、ウクライナのゼレンスキー大統領にもショルツ氏と共に打診する考えを表明した。EU加盟を望む各国の納得を得られるかどうかなどが焦点となる。

ロシアの侵攻を受けたウクライナは、欧州連合(EU)への早期加盟を目指しているが、実現には時間がかかる見通し。マクロン氏は、加盟前に欧州諸国と協力を強化する方策として新政治共同体を創設する案をEU欧州議会での演説で明らかにした。

ショルツ氏は会見で「私たちが抱える大きな課題に対応するためのとても興味深い提案だと明確に言いたい」と述べた。(共同)

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