社会課題へ向き合えるパビリオンに パナHD小川氏

関西プレスクラブで講演するパナソニックホールディングスの小川理子氏=10日、大阪市中央区のAP大阪淀屋橋(南雲都撮影)
関西プレスクラブで講演するパナソニックホールディングスの小川理子氏=10日、大阪市中央区のAP大阪淀屋橋(南雲都撮影)

2025年大阪・関西万博にパビリオンを出展するパナソニックホールディングス(HD)で万博を担当する小川理子(みちこ)参与が10日、大阪市で開かれた関西プレスクラブの会合で講演した。

検討中のパビリオンの狙いについて小川氏は「『あらゆるものはつながっている』『社会課題にはみんなで向き合う』。私たちの技術を通じて、子供たちに自然とそう感じてもらえるような展示にしたい」と説明。創業者、松下幸之助氏の「天分を生かす」という言葉通り、子供たちが自分たちの能力を生かして社会課題に「ポジティブに向き合える」ようになる展示を目指す。

今後、出展の基本計画を2~3カ月かけて完成させ、設計に入っていく。小川氏は「今年1年間は緊張感の続くピークの年になると思っている」と述べた。

また、パナソニックHDが進める先端技術を活用した都市スマートシティーの取り組みにも言及した。神奈川県藤沢市のスマートシティーで、小型低速ロボットによる住宅街での自動配送の実証実験を日本で初めて実施した事例などを挙げ、「単なる安全安心だけでなく、人の暮らしの中にどうやってロボットを溶け込ませるかが重要」と指摘。

令和6年秋ごろに予定する住宅型有料老人ホームの開業で「(このスマートシティーの)まちづくりの開発進捗(しんちょく)は100%になる」といい、「人生100年時代に新たなライフステージで生き生きと過ごしていただきたい」とアピールした。

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