ベッティング導入を検討 自民提言

自民党本部=東京都千代田区永田町
自民党本部=東京都千代田区永田町

自民党のスポーツ立国調査会は10日、党本部で開いた会合で提言をまとめ、スポーツ界の資金循環システムの強化に向け、試合結果などを予想してお金を賭ける「スポーツベッティング」導入の検討などを盛り込んだ。近く政府に提出する。

新たな施策の推進を見据え、遠藤利明会長は2011年に制定されたスポーツ基本法について「時代に即した形で変える必要がある」との認識も示した。

提言は①スポーツの成長産業化②スポーツイベントを契機としたホスピタリティー(おもてなし)の強化③愛好家やトップ選手のデータ活用―の三つが柱。東京五輪・パラリンピックを終えた中で、さらなるスポーツ振興のために必要となる施策をまとめた。遠藤氏は「スポーツの広がりをさらに進めていきたい」と語った。

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