「災害ボラ」支援拡充を 機構の高橋さん、知事に要望

対談する高橋守雄さん(左)と齋藤知事(左)=県庁
対談する高橋守雄さん(左)と齋藤知事(左)=県庁

災害時のボランティア活動の環境整備に取り組む「全国災害ボランティア支援機構」(神戸市西区)の代表理事、高橋守雄さん(73)が10日、兵庫県庁を訪問し、斎藤元彦知事と対談。災害ボランティアに交通費などを補助する制度の拡充や、ボランティアに参加する大学生への単位付与制度の拡大を要請した。

高橋さんは県の外郭団体「ひょうごボランタリープラザ」(神戸市中央区)の元所長。阪神淡路大震災の経験を生かし、東日本大震災などの被災地で、ボランティアを支援してきた。

今年3月で所長を退任。4月に同機構を立ち上げ、より多くの災害ボランティアが活動できるように、経済面などの環境整備に尽力している。

この日の対談で高橋さんは、少子高齢化や新型コロナウイルスの影響で若い世代のボランティアが減っているという現状を紹介。災害時に被災者に寄り添った対応をするためには、若い世代、特に大学生の力を借りることが重要になるとし、大学生がボランティアに参加した際に単位が付与される制度の広がりが必要だと訴えた。

「災害ボランティアに参加したい大学生の背中を押したい」という高橋さんに、斎藤知事は「制度の充実を進められるようにしたい」などと応じた。

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