愛内さん「性被害で引退」 セクハラ訴訟の本人尋問 大阪地裁

タレントの愛内里菜さん
タレントの愛内里菜さん

専属契約を結んでいた芸能事務所のプロデューサーによるセクハラで精神的苦痛を受けたとして、タレントの愛内里菜さん(41)が同事務所「ギザアーティスト」(大阪市西区)に1千万円の損害賠償を求めた訴訟の本人尋問が10日、大阪地裁であった。愛内さんは体を触られるなど「度重なる被害を受けパニック状態になった」ことで平成22年に一時引退に追い込まれたと訴えた。

尋問にはプロデューサーだった男性も出廷。愛内さんとデビュー当初の12年から17年ごろまで交際していたと明らかにし、同意がありセクハラ被害は事実無根だと反論。さらに男性は、愛内さんが自身のタレント名の使用をめぐり事務所とトラブルになっていると指摘し「(愛内さんは)世間を味方にするために訴訟を起こした」と主張した。

愛内さんは、男性からの性的行為を拒むと楽曲の発売を中止すると言われたとして「多くのスタッフに迷惑がかかると思い、断れなかった」と述べた。

愛内さんはNHK紅白歌合戦に出場経験があり、テレビアニメ「名探偵コナン」の主題歌を歌うなど活躍した。

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