「最大の決戦」夏の参院選、310人超が立候補へ

国会議事堂(東京都千代田区)
国会議事堂(東京都千代田区)

夏の第26回参院選に、選挙区と比例代表で合わせて310人超が立候補を予定していることが、9日までの産経新聞社の調査で分かった。ロシアのウクライナへの軍事侵攻や新型コロナウイルス禍への岸田文雄政権の実績が問われる今年最大の政治決戦となる。敵基地攻撃能力の保有を含む安全保障政策の見直しや憲法改正の是非などが主な争点となりそうだ。

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参院選は今国会の会期延長がなければ「6月22日公示、7月10日投開票」の日程が有力視されている。総定数は今回の3増(埼玉選挙区1、比例2)で248となる。今回はこの半数(選挙区74、比例50)に神奈川選挙区での非改選の欠員1を補充する「合併選挙」を合わせ、計125議席を争う。

自民、公明の与党は、非改選の69議席と合わせ、着実に与党過半数(125議席)を維持することを目標とする。岸田首相(自民党総裁)は参院選を乗り切れば、衆院を解散しない限り、大型国政選挙を心配せずに政策課題に集中できる「黄金の3年」を手にする。長期政権が視野に入り、憲法改正にじっくり取り組む時間も確保できる。

対する立憲民主党や共産党などの野党は与党を過半数割れに追い込み、衆参で与野党勢力が逆転する国会の「ねじれ」を作り出したい考えだ。

自民党や日本維新の会、国民民主党といった改憲をめぐる議論に前向きな勢力が、国会での発議に必要な定数の3分の2(166議席)以上を占めるかも焦点になる。

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