岡山「正論」友の会

「プーチン政権、崩壊の可能性」斎藤勉・本紙論説顧問

講演する斎藤勉・本紙論説顧問
講演する斎藤勉・本紙論説顧問

岡山「正論」友の会(森靖喜会長)の第26回講演会が10日、岡山市北区のANAクラウンプラザホテル岡山で開かれ、産経新聞の斎藤勉論説顧問が「プーチンとウクライナ侵略」と題して講演した。

斎藤氏は産経新聞社でモスクワ支局長やワシントン支局長、外信部長などを歴任。「ソ連、共産党独裁を放棄へ」のスクープで日本新聞協会賞を受賞しており、「スターリン秘録」や「日露外交」などの著書がある。

斎藤氏は、ロシアが岸田文雄首相ら63人を入国禁止とした制裁に言及。メディア関係では斎藤氏を含め産経新聞の4人が対象となったことに触れ、「反ロシアの報道を貫く姿勢が気に入らなかったのだろう」と話した。

9日の対ドイツ戦勝記念式典でのプーチン大統領の演説内容について「ウクライナ侵略で戦果を誇示することができず、追い込まれている」と分析。民主化で発展し、欧米から支援を受けるウクライナの抵抗は今後も続くとみられ「焦るプーチン氏は化学兵器などの大量破壊兵器を使う恐れがある」と懸念を示した。

今後については、ウクライナの抵抗が続き「多数の若い兵士の遺体が国内に送還され、ロシア国内で反戦の機運が高まれば、アフガン侵攻の後に旧ソ連が崩壊したように、プーチン政権も崩壊する可能性がある」と指摘した。

講演会は、新型コロナウイルス感染症対策を徹底した上で開催された。

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