群馬・桐生市で豚熱発生、5500頭殺処分

群馬県は10日、桐生市の養豚場の豚から豚熱(CSF)感染が確認され、飼育豚約5500頭の殺処分に着手したと発表した。4月下旬に太田市内の農場で発生したのに続き県内7例目となった。

山本一太知事は10日夕の臨時会見で、東毛地域での相次ぐ発生に「痛恨のきわみだ。原因を究明し必要な対策を講じる」と述べた。

県によると、感染が確認されたのは生後50日前後の子豚12頭で、すべてワクチン接種済み。9日に養豚場から「豚の死亡が増えている」と通報があり、県家畜衛生研究所と国の検査機関による検査で感染を確認した。

県は全頭殺処分のほか埋却や施設消毒などの防疫措置に乗り出し、16日をめどに完了させる。県と国の疫学調査チームが11日から感染経路の解明にあたる。

当該農場周辺には113カ所の農場があるが、いずれもワクチン接種済みのため移動や搬出の制限は実施しない。

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