国の長期債務1千兆円超え 初の大台、20年で倍増

財務省=東京都千代田区霞が関(飯田英男撮影)
財務省=東京都千代田区霞が関(飯田英男撮影)

財務省は10日、税収で将来返済する必要がある国の借金「長期債務残高」が、令和3年度末時点で1017兆1千億円になったと発表した。18年連続で過去最高を更新し、初めて1千兆円の大台を超えた。社会保障費の増加に加え、新型コロナウイルス対策の巨額支出で借金増が加速した。平成14年度末に初めて500兆円を超えて以来、約20年間で倍増した。

国の長期債務残高は、国債や借入金などの借金全体から、貸し付けの回収金が返済に充てられる「財投債」などを除いた金額。令和2年度末と比べて約44兆円増えた。

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