強制わいせつ 担任女児に「立場悪用」 教諭に実刑 名古屋地裁

小学校で担任として受け持った女児=当時(9)=にわいせつな行為をしたとして、強制わいせつ罪に問われた教諭の男に、名古屋地裁は10日、懲役1年(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡した。弁護側は女児の供述に不自然な点があるとして無罪を訴えていた。

山田耕司裁判長は判決理由で「供述は具体的で内容が一貫しており十分信用できる。(女児が)虚偽供述をする動機も見当たらない」と指摘した。

その上で「立場を悪用した性犯罪で、悪質性が際立つ。教師という聖職にありながら保身のために犯行を否認し、女児や保護者に責任を押し付けるような不合理な弁解を続けた。執行猶予を選択する余地はない」と述べた。

判決によると、令和元年9月、女児が13歳未満だと知りながら、教室で女児の半ズボンの中に手を差し入れて下半身を触った。

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