2人死傷工場爆発で不起訴不服 遺族が検審申し立て 福井

福井県若狭町の医薬品原料製造会社「プロテインケミカル」福井工場で平成30年、男性従業員2人が死傷した爆発事故で、業務上過失致死容疑で書類送検された当時の工場長ら3人を不起訴とした福井地検の処分を不服として、死亡した従業員の家族が10日までに、福井検察審査会に審査を申し立てた。検審が明らかにした。4月27日付。

事故は30年7月2日、化学材料をタンク容器に入れる作業中に発生。三宅丈史さん=当時(39)=が死亡し、別の従業員が重傷を負った。福井県警は令和3年3月、工場長と上司、負傷した従業員を書類送検。福井地検は同7月に不起訴とした。

事故をめぐっては、福井簡裁が同5月、労働安全衛生法違反の罪で、当時の専務取締役に罰金10万円、法人としての同社に罰金30万円の略式命令を出し、いずれも即日納付されている。

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