南部オデッサめぐり攻防激化 露、上陸阻止と発表

ウクライナのオデッサで、ミサイル攻撃後に損傷を受けた建物の近くで任務にあたる救急隊員=9日(ロイター)
ウクライナのオデッサで、ミサイル攻撃後に損傷を受けた建物の近くで任務にあたる救急隊員=9日(ロイター)

ロシア国防省は9日夜、ウクライナ南部の主要港湾都市オデッサ沖の黒海に浮かぶズメイヌイ島周辺で多数の航空機を撃墜し、島の奪還を狙ったウクライナ軍の上陸を阻止したと発表した。島はウクライナとルーマニア国境に近い黒海西部に位置する軍事上の重要地点。ウクライナ東部での戦況が膠着する中、軍事面や経済面で重要なオデッサをめぐる攻防が激化しているとみられる。

ロシア国防省によると、ウクライナ側は7日から島への上陸を空と海から試みた。ロシア側が応戦し、スホイ戦闘機などの飛行機とヘリコプターそれぞれ4機ずつを撃墜。8日夜には海兵隊員を乗せた小型船3隻を破壊し、無人機29機も撃墜したという。

オデッサはウクライナを代表する港湾があり、穀物の主な積み出し港でもある。9日には欧州連合(EU)のミシェル大統領が訪問した。(共同)

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