タマネギ7トンをシールで産地偽装 元八百屋の男を書類送検

国内産と偽装され販売されていた中国産タマネギ(大阪府警生活環境課提供)
国内産と偽装され販売されていた中国産タマネギ(大阪府警生活環境課提供)

中国産のタマネギを国産と偽って販売したとして、大阪府警生活環境課などは10日、食品表示法違反容疑で、大阪府泉佐野市の自営業の男(78)を書類送検した。容疑を認め、「国産は原油価格の高騰などで値段が上がっているが、中国産は安く仕入れることができた。一般の人には分からないと思った」と供述している。

同課によると、男は市場で仕入れた中国産のタマネギに「和歌山県産」や「北海道産」と書かれたシールを貼って産地を偽装。同府貝塚市の大型園芸店の一角を間借りし、令和2年8月から今年2月までの1年半の間に計6800キロを販売していた。「国産の流通が減って価格が高騰する11月から春の期間を狙って販売していた」とも供述している。

中国産タマネギに貼っていた「和歌山県産」「北海道産」と書かれた偽装シール(大阪府警生活環境課提供)
中国産タマネギに貼っていた「和歌山県産」「北海道産」と書かれた偽装シール(大阪府警生活環境課提供)

男は場所代などを支払っており、府警は利益は約4万円だったとみている。男は八百屋を経営していた経験があるという。産地偽装していると匿名の通報を受けた府が、府警に相談していた。

書類送検容疑は昨年1月と12月の2回にわたって、国産と偽装した中国産タマネギを計1738円で販売したとしている。

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