愛知製鋼社長を刑事告訴 無罪確定した元専務ら「甚大な人権侵害」

トヨタ自動車グループの「愛知製鋼」のセンサー開発をめぐる技術情報を漏らしたとして不正競争防止法違反罪に問われ、無罪が確定した同社元専務、本蔵義信氏と元社員、菊池永喜氏は10日、噓の告訴によって不当に逮捕・勾留されたとして、同社の藤岡高広社長ら3人を虚偽告訴罪で名古屋地検に告訴した。同日、代理人弁護士が地検に告訴状を提出した。

告訴状で「5年以上にわたり被告人の立場にいることを強いられ、甚大な人権侵害を受けた」と主張している。名古屋市で記者会見した本蔵氏は「愛知製鋼が自ら反省し、会社を立て直すような真面目さがないと、応援したくてもできない」と話した。

告訴状では、藤岡社長らが平成29年2月、本蔵氏ら2人に刑事処分を受けさせる目的で、愛知県警に代理人を通じて噓の告訴状を提出したとしている。

愛知製鋼は取材に「刑事告訴の事実を確認できていないため、コメントを控えたい」とした。

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