独首相 大型兵器、今後も供与

8日、ドイツ・ベルリンで、テレビ演説するショルツ首相(AP=共同)
8日、ドイツ・ベルリンで、テレビ演説するショルツ首相(AP=共同)

【ベルリン=三井美奈】ドイツのショルツ首相は、ナチス・ドイツが連合国に降伏し、欧州で第二次大戦が終結した記念日の8日、国民向けにテレビ演説を行い、ウクライナに対する大型兵器の供与を続ける方針を示した。

ショルツ氏は、ナチス・ドイツの過去を振り返り、「われわれは歴史の惨事から教訓を得た。決して戦争せず、ジェノサイド(集団殺害)や独裁を拒否する」と発言。「侵略者と戦うウクライナを支援せねばならない」として、武器供与の重要性を主張した。

ドイツはロシアによるウクライナ侵攻後、「紛争地に武器を送らない」という戦後の原則を覆し、ウクライナに自衛用の殺傷武器を供与した。ショルツ氏は大型兵器の供与には慎重な姿勢を示してきたが、4月末に、「対空戦車」と呼ばれるゲパルト自走砲50台の移転を発表。今月6日には、自走榴弾砲「パンツァーハウビッツェ2000」7台を供与する方針を決めた。

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