週明け9日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落し、前週末終値からの下げ幅が一時600円を超えた。前週発表の米雇用統計が堅調だったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締めへの警戒感が広がり、売り優勢となった。
午前10時現在は前週末終値比602円33銭安の2万6401円23銭。東証株価指数(TOPIX)は30.25ポイント安の1885.66。
前週末6日の米国株式市場は、FRBが金融引き締めを急ぐとの見方からダウ工業株30種平均が続落。9日の東京市場もこの流れを引き継ぎ、朝方からハイテク銘柄や鉄鋼、鉄道など幅広い銘柄で売りが膨らんだ。