近鉄グループHD、営業黒字へ 旅行子会社改善

近鉄の観光特急「あをによし」=大阪市中央区(恵守乾撮影)
近鉄の観光特急「あをによし」=大阪市中央区(恵守乾撮影)

近鉄グループホールディングス(HD)は9日、令和4年3月期連結業績予想を上方修正し、本業のもうけを示す営業損益が従来の50億円の赤字から35億円の黒字になると発表した。2年ぶりに黒字転換する。旅行子会社のKNT―CTホールディングスの業績が改善するほか、グループ全体のコスト削減が寄与する。

KNTは近畿日本ツーリストを傘下に置く。旅行事業は新型コロナウイルス流行で低迷が続いているが、国や自治体から請け負ったPCR検査受け付け業務の受託料が想定を上回った。

近鉄HDの最終利益予想も従来の340億円から420億円に上振れする見通し。売上高に当たる営業収益は6920億円とする従来予想を据え置いた。

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