「元施設長が虐待」と提訴 知的障害のある20代女性

東京地方裁判所の外観(高橋朋彦撮影)
東京地方裁判所の外観(高橋朋彦撮影)

東京都板橋区の福祉作業所を利用していた20代女性が、元施設長の男性から性的虐待を受けたとして、元施設長と作業所を運営するNPO法人に計500万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。9日に第1回口頭弁論が開かれ、元施設長と法人側は請求棄却を求めた。

訴状によると、女性には軽度の知的障害があり、施設を利用していた平成28~令和元年ごろ、元施設長から体を触られるなどの性的虐待を受けた。令和元年10月、女性が職員に相談して被害が発覚した。女性はその後、作業所を退所した。

女性側は訴状で「虐待発覚後も法人は元施設長を擁護し、元施設長からは誠実な謝罪もない。耐えがたい不安と苦痛を被った」としている。

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