現在システムメンテナンス中です

会員記事の閲覧など一部サービスがご利用できません。
ご迷惑をおかけしますがご理解のほどよろしくお願いいたします。

2月27日(日)午前5時頃まで

サービス再開時間が前後する場合があります。

→詳細へ

産経抄

5月8日

晩年の正岡子規は、病床で一人迎える夜を持て余した。日付の変わる頃まで、高弟の河東碧梧桐(へきごとう)らが話し相手をすることも珍しくなかったという。「碧梧桐らの帰る事遅きは余のために夜を短くしてくれるなり」。明治35年5月10日の日記にある。

▼そうかと思えば「ため息が出るほど孤独に憧れていた」というゲーテのような人もいる。故国ドイツでの仕事を投げ出し、イタリアへ一人旅立ったのは37歳のときだった。2年近くにおよぶ滞在は、名著『イタリア紀行』を生んだ。「おひとりさま」の達人だろう。

▼世の中には、独りぼっちを意味する「孤」が毒になる人もいれば、薬になる人もいる。近頃は、旅であれ焼き肉であれ一人で楽しむ人が増えているという。3年ぶりに移動制限のなかった大型連休のさなか、一人焼き肉の専門店が埋まっているのを何度も見かけた。

ランキング

  1. 【正論】私が若い頃から保守だったわけ エッセイスト・動物行動学研究家 竹内久美子

  2. 【一筆多論】拒否権が弄ばれた挙げ句 内畠嗣雅

  3. 【風を読む】シェルター整備は首相の務めだ 論説副委員長・榊原智

  4. 【主張】免許更新制の廃止 教員の資質向上策明確に

  5. 【主張】コロナ対策の強化 司令塔への権限集中を 病床確保は強制力伴う措置で

  6. 【産経抄】5月17日

  7. 【100年の森 明治神宮物語】記憶(2)都心で湧き続ける「清正井」

  8. 【正論】日本人が持ち合わせる「人類最強」の性質とは… 動物行動学研究家、エッセイスト・竹内久美子

  9. 【100年の森 明治神宮物語】記憶(4)日本と台湾を結ぶ大鳥居

  10. 【浪速風】国技が教えてくれる

会員限定記事