日本人技師、八田與一の命日に台湾で慰霊祭

8日、台湾・台南市で開かれた八田與一の慰霊祭であいさつする頼清徳副総統(共同)
8日、台湾・台南市で開かれた八田與一の慰霊祭であいさつする頼清徳副総統(共同)

日本統治時代に台湾南部・台南市の烏山頭ダムを中心とする大規模な水利施設の建設を主導した金沢市出身の日本人技師、八田與一(1886~1942年)の慰霊祭が命日の8日、同ダム付近にある墓で行われた。今年は没後80年に当たる。

頼清徳副総統は「八田氏の精神を受け継ぎ水利施設を一層広げ、農業や工業の発展を進めていく」と強調。また、八田の偉業を広めてきたことで日台の交流が深まったとして「台日の友人関係を一層深化させ、国際社会の諸問題に対応していきたい」と期待を込めた。

台湾在住の八田の親族は「多くの自然災害にかかわらず水利施設を大切に守ってくれた」と台湾側に謝意を表明した。式典には日台の関係者約200人が参加した。(共同)

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