米、小児急性肝炎109人 原因不明、5人死亡

米疾病対策センター(CDC)=ロイター
米疾病対策センター(CDC)=ロイター

米疾病対策センター(CDC)の担当者は6日、英国などで報告が相次ぐ原因不明の子どもの急性肝炎が米国内で109人に上り、5人が死亡したと電話記者会見で明らかにした。昨年10月以降分をまとめたもので、情報収集と原因分析を続けている。

CDCによると、報告例のうち90%以上が入院し、14%が肝臓移植を受けた。多くは回復し退院した。現在、関与が疑われているアデノウイルス感染は50%以上にみられた。新型コロナウイルス感染との関連は調査中とした。

CDCは、昨年秋に南部アラバマ州の病院で9人の報告があったのを契機に、各地の医師や保健当局に報告を求めていた。従来、子どもはまれに重い肝炎になることがあり、原因が分からないままのことも多いという。担当者は「子どもの肝炎全体の症例数には従来と比べ著しい増加はみられていない」としている。(共同)

会員限定記事会員サービス詳細