貧打のトンネル、出口見えず オリ、今季初の6連敗

【楽天―オリックス】四回、適時二塁打を放つオリックスの頓宮。オリックスはこの1得点のみで敗れた=5月7日、京セラドーム(薩摩嘉克撮影)
【楽天―オリックス】四回、適時二塁打を放つオリックスの頓宮。オリックスはこの1得点のみで敗れた=5月7日、京セラドーム(薩摩嘉克撮影)

ゴールデンウイークは8日で終わるが、オリックスの貧打のトンネルは出口が見えない。7日の楽天戦は7安打でわずか1得点に終わり、1-7で敗れた。4月27日に日本ハムを4-2で下して以降、9試合連続で3得点以下。今季初の6連敗で、借金も今季ワーストの5となった。首位楽天とのゲーム差は10・5に広がり、セ・リーグで不振を極める阪神の首位ヤクルトとの9・5ゲーム差よりも厳しい数字だ。

1番野口、9番池田と新人2人を先発起用したが、ヒットは野口が1本だけとカンフル剤にはならなかった。2点を追う四回は頓宮の適時二塁打で1点を返し、宗が安打でチャンスを広げたが、高卒4年目の太田、同3年目の紅林にあと一本が出なかった。同点、もしくは逆転なら展開は変わっただけに、中嶋監督は「若いメンバーには期待している。これを乗り越えないと」ともどかしげだ。

チーム打率2割8厘、84得点はともに12球団最下位。10本塁打は個人で12発の山川(西武)より少ない。コロナ禍でベストメンバーを組めないことを考えても、昨季のパ・リーグ王者として寂しい数字だ。「連敗を止めないと。まずはそこから」と指揮官。トンネルを出れば、何かが見えると信じるしかない。(鮫島敬三)

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