林外相、フィジー首相と会談 中国の影響力拡大牽制

林芳正外相(代表撮影)
林芳正外相(代表撮影)

林芳正外相は7日、訪問先の南太平洋の島国フィジーでバイニマラマ首相と会談し、フィジーに近いソロモン諸島が中国と結んだ安全保障協定への懸念を伝えた。太平洋で軍事的影響力を拡大する中国を牽制(けんせい)した形だ。両氏は地域の平和と安定のため緊密に連携する方針を確認した。

中国とソロモンの協定をめぐり、米国やオーストラリアは中国の軍事拠点化につながりかねないと警戒。日本も上杉謙太郎外務政務官をソロモンに派遣、直接懸念を伝達し働きかけを強めている。

林氏とバイニマラマ氏は会談で「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた連携で一致。防衛当局間の交流を含む安保協力の推進も申し合わせた。林氏は海洋や経済分野で引き続き支援する考えを示した。

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