日米初の経済版2プラス2次官級協議

外務省=東京・霞が関
外務省=東京・霞が関

日米両政府は6日、米ワシントンで「日米経済政策協議委員会」(経済版2プラス2)の次官級協議を初めて開いた。サプライチェーン(供給網)強靭(きょうじん)化を含む経済安全保障のほか、中国を念頭に不公正な貿易慣行や経済的威圧への対応について協議した。双方は2プラス2の閣僚級協議を早期に開催することで一致した。

次官級協議に日本側から出席したのは、外務省の鈴木浩外務審議官と経済産業省の広瀬直経済産業審議官。米側からはフェルナンデス国務次官(経済成長・エネルギー・環境担当)とラーゴ商務次官(国際通商担当)が出席した。

環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に関しては議題に上らなかったという。通商政策を担当する米通商代表部(USTR)が参加していないためで、日米外交筋は「必要に応じてUSTRにも参加を求める可能性について話し合っている」と説明した。

日米経済版2プラス2は、岸田文雄首相とバイデン米大統領が1月にテレビ会議形式の会談を行った際に設置することで合意していた。閣僚級は日本側から外相と経産相、米側は国務長官と商務長官が参加する。

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