ハチ公生誕100年控え秋田・大館市と東京・渋谷区が交流協定

協定調印後に秋田犬をモデルにしたぬいぐるもを交換した秋田県大館市の福原淳嗣市長(中右)と東京都渋谷区の長谷部健区長(同左)=7日、大館市
協定調印後に秋田犬をモデルにしたぬいぐるもを交換した秋田県大館市の福原淳嗣市長(中右)と東京都渋谷区の長谷部健区長(同左)=7日、大館市

秋田県大館市は7日、東京都渋谷区とこれまでの災害時相互応援だけでなく、観光や文化、スポーツ、産業など総合的に協力し合う交流促進協定を締結した。

この日、長谷部健区長ら渋谷区の官民代表団が大館市を訪れて協定締結式を行ったもので、調印した福原淳嗣市長は「来年は忠犬ハチ公生誕100年で、記念行事に向けて双方の住民らの交流を加速したい」と発言。長谷部区長は「ボッチャなどスポーツ交流、大館産スギ材の公共施設への利用などを進めてきた。今後は道玄坂商店街はじめ民間の人の交流を増やしたい」と意欲を見せた。

渋谷区の渋谷駅前に銅像がある「忠犬ハチ公」は大館生まれの秋田犬だった縁で、両市区は平成13年、大災害時に支援物資の提供や必要な人員派遣などを行う災害時相互応援協定を結んでいる。

さらに、ハチ公前広場で観光案内所として利用された東急電鉄の旧型車両(通称・青ガエル)が令和2年、新たな観光案内所設置のため、大館市の観光交流施設「秋田犬の里」に移設され、活用されている。

両首長は「ハチ公生誕100年の記念行事は渋谷と大館の双方で展開する」と声をそろえ、さらに長谷部区長は「ハチ公前広場改装工事の際のハチ公像の〝一時里帰り〟や、渋谷区で行ったような新たなハチ公像制作など、大館市とハチ公像の新たな可能性についても探りたい」と述べた。

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