C大阪、新加入・毎熊の2ゴールで待望のホーム初勝利

磐田戦の前半、先制ゴールを決めて雄たけびを上げるC大阪の毎熊=ヨドコウ桜スタジアム(撮影・林俊志)
磐田戦の前半、先制ゴールを決めて雄たけびを上げるC大阪の毎熊=ヨドコウ桜スタジアム(撮影・林俊志)

推進力を買われて右MFで起用された新加入の毎熊が2ゴール。6日にヨドコウ桜スタジアムで行われた磐田戦を2-1で制したC大阪は、アグレッシブさを求めた小菊監督の采配が的中した。6試合目で待望のホーム初勝利を挙げた指揮官は「いい攻撃からいい守備につながった。改めて温かい応援をしてくれるファンの前で勝ててうれしかった」と喜びをかみしめた。

1-1で引き分けたアウェーの鳥栖戦から中2日の試合。先発メンバー3人を入れ替えて臨んだC大阪は初先発のパトリッキやワントップのブルーノメンデスが果敢に相手ゴールに迫り、立ち上がりから主導権を握った。

圧倒的にボールを保持し、波状攻撃を仕掛ける。前半32分、清武の右クロスをマテイヨニッチがなんとか頭に当てる。ライン際で西尾が必死に折り返し、遠いサイドの毎熊が頭で先制点をたたき込んだ。同40分にはブルーノメンデスのセンタリングを清武が折り返したところに毎熊が滑り込んで追加点を奪った。

J2の長崎から加入した24歳。コンディション不良で出遅れたが、サイドバックで出場したYBCルヴァン・カップでアピールを続け、徐々にJ1リーグ戦でも使われるようになった。

終盤は途中出場の為田が著しく不正なプレーで一発退場。外国籍選手最多出場記録を335試合に更新したGK金鎮鉉(キムジンヒョン)が脳震盪(のうしんとう)の疑いで交代を余儀なくされるアクシデントもあったが、反攻を1点に抑えてしのぎきった。「監督も信頼して先発で使ってくれた。期待に応えられてうれしい」と毎熊。指揮官は「大きな成果が2つある。攻守に内容がよかったこと。もう一つは困難な時間が続いたが、チーム全員が一体感を持ち、強いきずなで勝てたのは大きい」と力を込めた。

リーグ戦の複数得点は川崎に土をつけた4月2日以来。3試合白星のなかったC大阪が、再浮上のきっかけをつかんだ。(北川信行)

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