井崎脩五郎のおもしろ競馬学

8番か、8枠か、8番人気か

セリフォス=5月4日、栗東トレセン(岩川晋也撮影)
セリフォス=5月4日、栗東トレセン(岩川晋也撮影)

今年春のGⅠレースは、「8」がキーワード。

これが今、競馬ファンの間で話題になっている。

まず、今年のGⅠレースの幕開けとなったフェブラリーSは、枠連③-⑧で決まって、8がらみ。

続く高松宮記念は、8番人気の伏兵ナランフレグが連対。

大阪杯も、ゼッケン8番で8番人気のポタジェが連対。人気になっていたエフフォーリアとジャックドールは、ともに着外に消えてしまった。

桜花賞は、ゼッケン8番のスターズオンアースが連対。

皐月賞は、8枠のイクイノックスが去年の秋以来の実戦という大きなハンデがあったのに連対。

そして先週の天皇賞(春)は、枠連がゾロ目の⑧-⑧。

とにかく例外なく、今年春のGⅠレースは、ここまで「8」がらみなのだ。

そこで今週のNHKマイルC(8日、東京競馬場、GⅠ)においても、8がらみの馬券が出るはずと、話題になっているのである。

8番か、8枠か、8番人気か。

こういう話になると、決まって顔を出すのが、競馬風俗研究家の立川末広で、「今度は、意外な〝8〟が出るんじゃないですかね」と言っている。

「なんだよ、意外な〝8〟って」

「漢数字の〝八〟ですよ」

「どこにあるんだよ、そんなの」

聞いたら、セリフォスがくさいという。

この馬が生まれたのは、追分ファームというところで、追分の〝分〟という字には、漢数字の〝八〟が使われているというのだ。

よく、そんな細かいとこ、見つけてくるなあ。

デビュー以来①①①②着。前走で連勝がストップしているうえに、5カ月近い休み明け。無理だよなあと思うのに、こういう話を聞くと買う気になってしまうのだから、やっぱり、オカルト馬券好きなんだよな。(競馬コラムニスト)

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