プロ野球ロッテの佐々木朗希投手が6日、千葉市のZOZOマリンスタジアムで行われたソフトバンク戦で6回6安打1失点、11奪三振と好投した。リーグ単独トップの4勝目の権利を持って降板したが、3―1の九回に追い付かれて白星は逃した。球速は自己最速タイの164キロを記録した。
中11日で今季初めてのナイターに臨んだ。0―0の四回2死二塁から今宮健太内野手に適時二塁打を浴び、今季6度目の登板で初めて先制点を許したが、ロッテ打線が千賀滉大投手から五回に3点を奪った。
佐々木朗は4月10日のオリックス戦で史上最年少の20歳5カ月で完全試合を達成し、同17日の日本ハム戦でも8回を完璧に抑えた。同24日のオリックス戦では5回2失点で開幕3連勝を飾ったものの疲労が見られ、一人の走者も許さない「完全」投球は17イニングで途切れ、出場選手登録を外れていた。
ソフトバンクとは今季初顔合わせで、過去に唯一対戦した昨年6月24日には5回⅓を投げて3失点で敗戦投手となっていた。