皇室ウイークリー

(742)陛下、即位から3年迎えられる 彬子さま、皇学館の式典ご臨席

皇学館大学の創立140周年・再興60周年記念式典に臨席し、お言葉を述べられる三笠宮家の彬子さま=4月30日、三重県伊勢市(同大学提供)
皇学館大学の創立140周年・再興60周年記念式典に臨席し、お言葉を述べられる三笠宮家の彬子さま=4月30日、三重県伊勢市(同大学提供)

天皇陛下は1日、即位から3年を迎えられた。この1年は、代替わりに伴うお引っ越しや、長女、敬宮(としのみや)愛子さまのご成年など、天皇ご一家にとって大きな節目となる出来事もあった。新型コロナウイルス禍で行動が制限される中でも、陛下は皇后さまとともに、オンラインを活用して国民との交流を続けられている。

第71回全国植樹祭で、島根県から運び込まれたクロマツの丸太にのこぎりを入れられる天皇陛下=令和3年5月30日、赤坂御用地
第71回全国植樹祭で、島根県から運び込まれたクロマツの丸太にのこぎりを入れられる天皇陛下=令和3年5月30日、赤坂御用地

天皇、皇后両陛下は昨年5月以降、「全国植樹祭」や「国民文化祭」「全国豊かな海づくり大会」など恒例の地方行事臨席や、「こどもの日」「敬老の日」「障害者週間」にちなんだ関連施設訪問のため、島根、宮崎、和歌山、宮城、熊本、鹿児島、静岡など各県をオンラインでつなぎ、関係者と交流を重ねられた。

また、陛下は、ライフワークである「水」問題の国際会合でもオンラインを活用し、昨年6月の「国連水と災害に関する特別会合」では、即位後初めてとなる基調講演にも臨まれた。今年3月の「世界水フォーラム」、4月の「アジア・太平洋水サミット」にもビデオメッセージやオンライン中継などの形で参加されている。

「アジア・太平洋水サミット」に携わる高校生らとオンラインで懇談される天皇、皇后両陛下=令和4年4月23日、皇居・御所(宮内庁提供)
「アジア・太平洋水サミット」に携わる高校生らとオンラインで懇談される天皇、皇后両陛下=令和4年4月23日、皇居・御所(宮内庁提供)

両陛下は、新型コロナの感染が拡大する前の令和2年1月、埼玉県の国立障害者リハビリテーションセンターなどを訪問して以来、東京都外に足を運ばれていない。陛下は今年2月の記者会見で、「国民の皆さんと広く直接触れ合うことが難しくなっていることを、私も雅子も残念に思っています」とする一方、オンラインを活用することで、「現地の方々のお話を伺い、交流することができたことは私たちにとって意義深く有り難いこと」とも述べられている。

陛下は今月1日、皇居・宮中三殿で、国民の安寧を祈る祭祀(さいし)である「旬祭」に臨まれた。旬祭は毎月1、11、21日に行われており、陛下は原則として月初めの1日に拝礼されている。

愛子さまは今春、学習院大文学部の3年に進み、新学期も御所からオンラインで課題などに取り組まれているという。側近によると、天皇ご一家が4月、筑波大付属高に進学された秋篠宮ご夫妻の長男、悠仁さまと面会された際には、学習院と筑波大付属の生徒らがスポーツを通じて交流する定期戦が話題に。陛下と愛子さまは、ご自身が参加した際のことを思い出されていたという。

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