米国務長官がコロナ陽性 5日の対中戦略演説は延期

米国務省でスウェーデンの外相(左)と会談したブリンケン国務長官=4日、ワシントン(ロイター=共同)
米国務省でスウェーデンの外相(左)と会談したブリンケン国務長官=4日、ワシントン(ロイター=共同)

米国務省のプライス報道官は4日、ブリンケン国務長官(60)が同日の新型コロナウイルス検査で陽性になったと発表した。ワクチン接種済みで軽症という。ブリンケン氏が5日に予定していた対中戦略に関する演説は延期された。

ブリンケン氏は過去数日間、バイデン大統領とは面会しておらず、バイデン氏は濃厚接触者とは見なされていないという。米政権ではハリス副大統領をはじめ新型コロナ感染が相次いでいる。

ブリンケン氏は3日、首都ワシントンを訪問していた秋葉剛男国家安全保障局長と国務省で会った。4日午前には国務省でスウェーデンのリンデ外相と会談した。

プライス氏によると、ブリンケン氏は4日午前に検査を受けた際は陰性だったが、午後に症状が出たために再び検査を受け、陽性となった。(共同)

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