産油国、現行計画を維持 OPECプラス閣僚級会合

石油輸出国機構(OPEC)のロゴ (ロイター)
石油輸出国機構(OPEC)のロゴ (ロイター)

石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟の産油国でつくる「OPECプラス」は5日の閣僚級会合で、6月も現行の増産計画を維持することで合意した。生産量を日量43万2千バレル引き上げる。ウクライナ危機で供給不安が高まる中でも、日米欧など消費国が求める大幅な増産には今回も応じなかった。

欧州連合(EU)がロシア産石油の輸入禁止に動き出し、原油相場に一段の上昇圧力がかかっている。中東産油国には高値を維持したいという思惑があり、西側諸国と対立するロシアとの協調を優先させた。

次回会合は6月2日に開かれる。

エネルギー会社の間ではロシアとの取引を敬遠する動きが広がり、IEAは5月以降、3月比でロシアから日量300万バレル規模の石油供給が減ると予測した。この分の穴埋めが課題で、米国を中心に産油国へ大幅な増産を働きかけてきた。(共同)

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