北海道余市町に所在、日本最北の艦艇を擁する部隊が海上自衛隊余市防備隊である。

第1ミサイル艇隊(ミサイル艇「わかたか」および「くまたか」)が配備されており、北海道西部である日本海側の警備を担当。任務は爆発物(漂着物)の処理、港湾調査、情報収集のほか、海自艦艇への支援(基地には民間の漁港が隣接しているため、練習艦隊の入港した際の支援など)にあたっている。
青森県の海上自衛隊大湊地方隊隷下の部隊で、本部および第1ミサイル艇隊 (ミサイル艇「わかたか」および「くまたか」)で編成されており、沿岸海域の安全を確保するとともに北海道西部の日本海側を警備区としている。
そんな防備隊を食の面で支えているのが補給科の隊員達だ。補給科全体で7名程だが、その内調理員は2名ほど。調理施設を持たない2隻のミサイル艇の隊員達の食事(停泊時)も賄っており、喫食人数は約10~50名と幅広くなっている。
昼食メニュー
生萎焼き(キャベツ付き)、マカロニサラダ、ニョッキ、中華ソテー、ご飯、すり身汁、りんご、デザート(シフォンケーキ)
※ニョッキ=ジャガイモをベースに団子状としたパスタの一種

雑誌「丸」
昭和23年創刊、平成30年に70周年迎えた日本の代表的軍事雑誌。旧陸海軍の軍
艦、軍用機から各国の最新軍事情報、自衛隊、各種兵器のメカニズムなど幅広
い話題を扱う。発行元の潮書房光人新社は29年から産経新聞グループとなった
。毎月25日発売。
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