田植え前の田んぼを使った「第1回たんぼラグビーin茨木」が5日、大阪府茨木市の上音羽地区で開かれた。晴天の下、全身泥まみれの参加者たちは足を取られながらも楽しそうに楕円(だえん)のボールを追いかけた。
地域振興とラグビー普及を目的に開かれたもので、主催者によると府内では初開催。幼児から大人までの各カテゴリーに約30チームが出場した。通常のラグビーとは違い、両手でのタッチがタックルとみなされる特別ルールで試合は行われた。
初参加した「京都西ラグビースクール」の主将、高田晴生(はるき)くん(11)は「田んぼは滑り込んでも痛くないからダイビングトライができました」とうれしそうに話した。